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戦後のノルウェーで最も活躍した家具デザイナー、トールビョン・アフダルによるアームチェア。彼が生み出した数々の名作家具の中には日本の皇室で使われている物もある。こちらのアームチェアも厳選された木材と高い木工技術により、名作と呼び声高い1脚。

シンボリックな大きな背の笠木は3つの無垢材を丁寧に剥ぎ合わせて形作られている。幅広で滑らかに削りだされた曲線は柔らかな背当たりと高い安心感を与えてくれる。また、座面に対して笠木を後方にセットバックすることで高い安楽性も実現。その為、笠木を支えるY字の貫は後方に伸びた後脚の貫とドッキングする複雑な構造。ウェグナーのYチェアやチャイニーズチェアも似た構造だが、より後方で支持するため物理的には理にかなっており、高い技術力がなせる座り心地と意匠は、それらの椅子を凌駕するほどだ。

肘掛けは一般的なアームチェアよりも短め。これはテーブル天板下にある幕板と干渉しても、椅子が深く収まる効果がある。短くても肘をちょこんとのせておくには丁度良く、ダイニングではこれで必要十分。控えめな木目と深みのある落ち着いた色味に変化したチーク材に合うよう、座面にはブラックの張地をセレクト。シックで大人っぽい佇まいになりました。

ダイニングテーブルに4脚収めると、量感のある笠木が頭を覗かせ、存在感は抜群。お部屋の雰囲気を一気に高めてくれるでしょう。4脚セット販売。¥120.000 x 4。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、ウレタン、張生地の交換、木部のアフターケアも対応します。


コメント:中島(ショップスタッフ)

Chair
15S06-0021
W560 D530 H760 SH440
Torbjorn Afdal / Nesjestranda Mobel fabrik / Norway / 1960’s / Teak Wood
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