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厚みのあるガラスとフォルムがつくる青色の濃淡。下部にはたっぷりとした安定感のあるクリアなガラス。フィンランド、ノルデック地方のガラスメーカーRhiihmaen Lasi社の1960年代に作られたTamara Aladin(タマラ アラジン)デザインののベース。

水は透明・・・なのに海や湖は何故青いのだろうと調べてみたくなった。それは光の性質と関係があるらしい。白く見える太陽の光。実は虹の7色『赤・橙・黄・緑・青・藍・紫』が混ざりあったもの。水面に注ぐ光は青色が一番よく水の中を透過してゆく。つまり他の色の光は水に吸収されてしまい、青色の光だけが吸収されず多方向に散らばる。その光だけが私たちの目に入ってきて海や湖は青く見えるらしい。

フィンランドの美しい湖面に波紋が広がるような佇まいのグラスは、清らかな水、澄んだ大気、広がる森、そして太陽から放たれる光と、すべての要素が揃うフィンランドだからこそ生まれた作品と、タマラ アラジンが伝えてくれる。

移り変わる光、置く場所により青色も刻々と変化。窓辺やキャビネット上に飾り日常の中に自然を取り込んでみてはいかがでしょう。ガラスを透過して差し込む光も大変美しいです。

現在では製造されていないヴィンテージ品です。コンデションは良好、ご不安のある方は現物確認後のご購入をお願いいたします。


コメント : 阿久沢(ショップスタッフ)

Glass Vase No 1472
DK-06
直径100 H200
Tamara Aladin / Rhiimaki Lasi / Finland / 1960's
SOLD OUT