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北欧の定番的なキャビネット。扉には持ち手を設けず、平面構成を強調したデザインはチーク材の風合いを最も感じ取れる意匠。さらにこの個体は扉につかわれる材の木目に強い濃淡があり、それが連続することでシマ模様に見える姿が印象的だ。

左右に観音開きの扉が2ヶ所。私たちでマグネットキャッチの取付けを済ませていますので、都度、鍵の開け閉めすることなく扉が開く。扉を開けば、内部は白く塗装されて清潔感を感じる仕上がり。棚は左右合わせて3枚。可動式だから使い勝手に合わせてご自身で上下に調整すれば、背の高いものから細かいものまで無駄なく収めておける。引き出し前面には立体的に削り出された無垢材が貼られ、ここに手を掛けて引き出す仕組み。4杯の内1杯には仕切り板が備わり、カトラリーなどを仕分けしながら収納出来るのは嬉しいところ。

ダイニングに配置した場合、テーブルより少し背が高いから丁度この引出しが顔を覗かせる。本体下部に目線を移せば、脚先が細いテーパーレッグのお蔭で軽快な印象を与えてくれる。さらに脚の間を貫くまっすぐ横に通る幕板のお陰で荷重には強い構造。本体のパフォーマンスを十分に生かすには土台がこのキャビネットには備わっている。 収納力を確保しながらも、高さが抑えられリビングでソファと合わせてもOKですし、ダイニングテーブルとの相性も良好。考え抜かれたサイズはレイアウトの幅が広い。皆様の生活スタイルに応じて柔軟に対応してくれるだろう。扉の開閉、引出しはスムーズに可動するよう調整済み。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。


コメント : 中島(ショップスタッフ)

Cabinet
16D06-0076
W2000 D440 H890
- - - - - / - - - - - / 1960’s / Teak Wood /
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