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ソーレン・ジョージ・ジェンセンによるロッキングチェア。アルネ・ヤコブセン、ヘニング・コッペルと同年代に活躍したデンマーク人デザイナーの一人。家具デザイナーというよりも彫刻家、銀細工師として活躍した人物でコペンハーゲンには彼の製作したモニュメントが多数存在する。作家気質な彼がデザインしたチェアはご覧の通り、独創的な意匠で異彩を放つ。シンボルデザインでもある脚部は板の厚みを抑え、先端を鋭角にする事でシャープさを出した。ロッキングチェア特有の丸みがありボテッとした印象がまるでないのはこのためだ。360度どの角度から見ても美しいシルエットは部屋に置いておくだけでも画になる。

腰を掛けてみると、低めのシートポジションで小柄な方でもしっかりとカカトを床につけることができる。程よい角度に張りのあるウレタンフォームで腰が深く沈み過ぎることなく姿勢良く長時間座っていられそうだ。アームに両腕を乗せ自分のリズムで椅子を揺らせば、このチェアの素晴しさを全身で体感する事が出来るだろう。家の中にいる時間が増えるこれからの季節、ブランケットに包まれながら心地良い揺れの中で過ごす時間はまさに至福の時。

張地はデンマークの老舗ブランドKvadrat社の“Tonus4”で張替え済み。生地の価格は¥18.000/m。張替えは2m必要で生地代だけでも¥36.000となり、これに張替加工賃が加わるが、これら全ては価格に含まれおりますのでご安心を。撚りにゆとりのある太い糸を使用し、縮絨性が高くふっくらした肌触りが特徴。生地のデザインを監修したのはジョージ ジェンセンと 関わりもあるニナ・コッペル。深みを増したチーク材との相性も非常に良く上品に仕上がった。

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コメント : 谷山(ショップスタッフ)

Easy Chair
16D06-0122
W620 D750 H800 SH400
George Jensen / Kubus Mobler / Denmark / 1960's / Teak wood
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