HIKE

ボーエモーエンセンによるダイニングテーブル「C18」。1947年にデザインされて以来今なお作り続けられるベストセラーの１つ。モーエンセンがチーフデザイナーを勤め、低価格でありながら良質な家具を作り国民を豊かにするという名目で設立された、FDBモブラー社によって製作されたヴィンテージモデル。天板裏には「76.3.4」と製作された日付刻印。

デザインのモーチーフとなったのは、18世紀後半から19世紀にかけてアメリカのシェーカー教徒達が生活の中で作り上げたシェーカー家具。「木材の無駄をなく」「加工しやすい」「実用性の高いデザイ」、これらはモーエンセンがFDBにおいて重要視したポイントでもある。

経年変化の美しいオーク材天板は薄くスッキリとした印象。その天板から伸びるオーク無垢材を削りだしのTレッグはこの家具のシンボルデザイン。４本脚に比べ地面との設置面が多く安定感があるのが特徴。天板下の幕板を中央に寄せた事でスペースが生まれ、脚を組んだり、アーム付きチェアも綺麗に収めることが出来る。また、短手方向にも椅子を１脚づつセットでき、大人6人がゆったりと座れる。天板、幕板、脚が取り外し可能なノックダウン式で狭い間口でも問題なし。金具も良く見れば真鍮で細部へのこだわりも感じる１台。　

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント :　谷山（ショップスタッフ）