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ノルウェー人デザイナーで最も評価された一人として知られるFredrik Kayser(フレデリック カイザー)によるローボード。ローズウッド特有の荒々しくも美しい木目を最大限に活かした前面はそこに自然木が横たわっている様に美しい。

左側の両開扉の内部は、フルオープン仕様で可動棚が1枚セット。右側の両開扉の内部は、半分が可動棚が2枚セット、もう半分には引出しが5杯セットされ、黒いフェルトが貼られたトレーはそのまま外に持ち出すことも出来る。各扉には取手を付けず主張の少ない鍵を取手代わりにする事で木目の美しさを最大限に表現した。蝶番、鍵には真鍮パーツが使われ、その経年変化した表情とローズウッドの相性が素晴らしい。

本体の前面部を斜めにカットすることで陰影が生まれ、それは額縁のように映り、ローズウッド木目をさらに引き立てつつ、シンプルな意匠の本体をより立体的に見せている。繊細な脚意匠によって視界の抜けも良好で圧迫感が軽減されている。デザイナーの意図したことが全て理解できている訳ではないが、意匠には全て意味があり、それらが 連動しあうことで特異なる存在感を生み出すことがある。まさにのキャビネットのことだろう。

落ち着きのある色味はリビング、ダイニングシーンを上質な空間に誘ってくれる。扉、引出の開閉はスムーズに行なえる様に調整済み。内部もクリーン。施錠が面倒という方には別途費用ご負担(¥1,000+Tax)でマグネットキャッチの取付けも可。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。


コメント : 谷山(ショップスタッフ)

Cabinet
16D06-0028
W2200 D440 H820
Fredrik Kayser / Viken Møbelfabrik / Norway / 1960's
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