ハイクオリジナルソファであるBox sofaのファブリックバージョン。量感を表現するために限りなく少ない要素でまとめた意匠はレザーであることに意味があり、使い込まれた風合いがテクスチャーとなって、それが魅力の一つであった。だが、ファブリックで仕上げられたBoxsofaには違った可能性を感じることが出来る。レザーカラーは4色の選択肢に限られるが、ファブリックの場合にはその選択肢は膨大に広がる。中でもグレーは、いままで表現しにくかったモダンな印象を受け、長年レザーに慣れ親しんだ私たちには新鮮にうつった。

質感あるファブリックは光を豊かに表現し、柔らかなフォルムを明暗によって浮かび上がらせる。角のないフォルムに一層の優しさが加わり、腰かけたときに安らぎが待ち受けていることを期待してしまう。さっそく腰を降ろしてみると、ファブリックは体重を柔軟に吸収して、たっぷり詰められたウレタンフォームの弾力が体に伝わってきた。奥行きの深い座面に、控えめの傾斜、そして柔らかすぎることない反発力は体勢の自由を与えてくれて、胡坐(あぐら)をかいたり、足を伸ばして横になるにも快適そのもの。表面がなめらかなレザーに対して、ファブリックは摩擦力があり前滑りすることなく寛げる点はメリットの一つだろう。また、通気性にも優れていますから、夏場は快適に過ごせそうだ。汚れが気になる方は定期的に防水スプレーをかけてあげると随分と違うはず。部分的な張替も可能ですから、その点はご安心を。もちろん全張替も承ります。

張地はショップにて豊富な生地サンプルの中から選択可能。今回セレクトした生地はファブリック分野で世界的なトップブランドKvadrat社の“tonica”をセレクト。tonicaはウール100%のシンプルな平織。潔い手法は、剛腕投手の決め球、直球ストレートの様に、Kvadra社のクオリティの高さを感じさせる。平織の持つ堅牢性と、奥深い色味を表現した染色、紡績技術によって、長くエイジングしてゆく様が楽しめる。ウールは呼吸をする素材とも呼ばれるほどに調湿効果が高い素材ですから、意外にも湿度の高い日本の夏には最適。使うほどに滑らかになり、体に馴染んでゆく感覚を体感できるでしょう。

尚、今回使用したKvadratの"tonica"は生地単価¥18.000/mとなり、本体価格は¥504.000+Taxになります。仮に他ブランドの生地単価¥10.000/mを使用した場合は、¥440.000+Taxとなります。生地単価は\5.000/m〜¥30.000までの沢山の生地を用意してございます。お選びいただく生地により本体価格が異なります。

受注生産品につき、幅方向はサイズオーダー可能。サイズにより価格が異なりますので、スタッフまでご相談下さい。

Kvadrat社について
ボックスソファ製品ページ


コメント : 中島(ショップスタッフ)

Box Sofa Fabric Ver
Original
W2150 D900 H650 SH350
504,000円(税込544,320円)(受注生産品)