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1900年代半ば、ハンス・ウェグナーらと共に、ゴールデンエイジと称されたデザイナー、ボーエ・モーエンセンによるダイニングテーブル「C18」。現在ではフレデリシアにて製作されるが、元を辿ると、1947年に彼が在籍していたファクトリーFDBによって発表された。

このテーブルはモーエンセンを代表する作品であり、彼を語るうえで欠かすことのできないものだろう。デザインのモチーフとなったのは、18世紀後半から19世紀にかけてアメリカのシェーカー教徒達が生活の中で作り上げたシェーカー家具。ウェグナーが中国、明の時代の椅子をモチーフにChina Chairをデザインし、後にYチェアを作り上げていったように、彼のルーツはシェーカー家具にある。

シェーカースタイルは直線的で、シンプルな構成の家具。なぜこれをチョイスしたのかは、FDBの背景にあるように思う。モーエンセンがチーフデザイナーを務めるFDBは、庶民の為に適正な価格の家具を作り出すということが目的のファクトリー。その為、「木材の無駄を少なく」「効率的な作業工程」「実用性の高さ」これらを重視した文化であるシェーカースタイルをリデザインすることは必然だったのかもしれない。その後、FDBから独立し、フレデリシアで隆盛を極めたモーエンセン。現在ではフレデリシアが図面を譲り受け、延べ70年間ものあいだ製作され続ける名作。

それでは、これらを踏まえてC18の特徴を見てみましょう。このテーブルはたった4種類のパーツで構成されていることが分かるだろうか。天板、貫、そして脚に2種類。角や木端が丸く削られていたりはするが、複雑な加工は殆どない。各部材が出来上がったら、あとはボルトで組立てるだけ。簡潔にすればするほど、全体バランスやディテールに目がいくものだが、ご覧の通り、大変美しいテーブルにまとめられている。ここにモーエンセンの凄みを感じる。シンプルな構成ながら、シンボリックなT字レッグは唯一無二のデザインへと昇華している。T字レッグの恩恵は他にもある。幕板が天板中央に備わっているから、アームチェアを収めることが出来き、座った際の腿の窮屈さも感じさせない。

運搬効率を考慮した組み立て式ながら、骨太な各パーツは強固に連結し、構造的な安心感は申し分ない。ヴィンテージのC18も沢山見てきましたが、破損したり、接合部が緩んでいたりしていたことは一度もない。安心して末永くお使いいただけることをお約束します。

お好きなサイズ、木材、仕上げをお選びいただけます。組合せによって価格が異なります。お問合せ下さい。

サイズ: W1800 / W1400(奥行きは高さは同じ)
木材 : オーク材、ビーチ材、スモークオーク材
仕上 : ソープ、オイル、ラッカー

画像掲載の使用はW1800、オーク材、オイル仕上げ。また、合わせている椅子は、同時期にモーエンセンが発表した「J39」。同じくシェーカースタイルを踏襲しており、相性は抜群。併せてご検討ください。またご購入後の木部のメンテナンスも随時受け付けております。ご安心して末長くお使いください。

現物確認されたいお客様は事前のご連絡をお願いします。


コメント : 中島(ショップスタッフ)

Table
Import
W1800 D900 H710
Borge Mogensen / Fredericia / Denmark / 1947 / Oak Wood
下の価格は、W1800、オーク材、オイル仕上げの場合。
407,000円(税込439,560円)