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JOURNAL

HIKEでは4月1日(土)〜14日(金)の間、『本多康司写真集展 madori』を開催いたします。写真家 本多康司が表現するmadoriは、2009年の独立当初からライフワークとしている、自然や建築物の造形美を、空間として独自の距離感で撮影した写真です。

「今そこにしかない空間に畏敬の念をもって、少しずつ近づいていく。ある瞬間に感じたものが見えてくる。その被写体との間を大切にしたい。」

本展について彼はこんな言葉から語り始めました。“間”とは、被写体と自分との物理的な距離感という意味もあれば、被写体に対する敬意を表した精神的な部分も含まれるのでしょう。彼の琴線に触れる要素は被写体のもつ色、そして光。それらを空間として捉えることが出来る距離感こそが彼の“間”であり、madoriなのです。

被写体について聞いてみると。「父が建築業に携わっていた為、ずっと建築は身近な存在でした。特に建築家の知恵や、職人の存在が垣間見える50〜60年代のモダニズム建築が好きです。」
さらにこう続ける。「その周囲の自然からは、そこに暮らす人々の様子が確かに感じられます。」

彼の写真には人こそ写らないものの、人の気配が感じられる気がします。テクノロジーが発達した現代社会から忘れられつつある何かを当時の建築と自然から学び、写真におさめる。つまりmadoriは、本多康司が自身の本質に迫る行為なのかもしれない。

限られた色と余白をもって表現されるmadoriの写真は、HIKEが大切にする空間構成とも通ずるところがあります。本展では写真集とフィルムからの大判プリント17枚を展示。ヴィンテージ家具との親和性を確かめながら、ゆっくりとご鑑賞ください。

最後に完成したばかりの写真集を見せてくれました。1ページ、1ページ愉しむ私に彼は和かな表情で 「madoriには色々な意味が含まれています。」と残しました。
写真と対峙した私たちがどの様に感じるのか、興味深いところです。



コメント:中島

EXHIBITION

JOURNAL on 24th Mar 2017

本多 康司 写真展 madori

4/1(土) - 4/14(金) 11-18:00 at HIKE shop

本多康司 WEBSITE

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