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こちらはヴィンテージ品ではなく、インポートの新しい商品となります。

レ・クリント社によるペンダントランプ「130A」。規則正しく折られたプリーツシェードは、1943年創業時より作り続けられる同社のシンボル的なデザイ ン。

実はこのシェード、ひとつずつ女性が丁寧に手作業で折り上げたもの。あまりに繊細で、精密な造りに目を疑うが、シェードの裏には確かに彼女らのサインが入っている(複雑な折りに隠れて見えない場合も多い)。また、このデザインはアジアの伝統的な"折り紙"に影響を受けているともされている。アルコールランプの明かりを眩しく感じ、手元の紙を立体的に織り上げて火を覆ったことがキッカケ。130Aのトップが開いているのは、その名残で火で燃えないよう熱を逃がすため。現在では、デンマーク王室御用達として格式の高さがある一方で、一般家庭にもあたり前の様に親しまれ、名実ともにデンマークを代表するランプ。

部屋に吊るしてみると、やはり魅力的だった。光を灯していない時でも、窓から注ぐ自然光によって表現される陰影のグラデーションが大変美しい。白色は清潔感を感じさせ、規則的なプリーツはエレガントな佇まいを生む。だが、光を灯すとまた違った印象を与えてくれる。シェードは光源の明かりによってボンヤリ光を纏って、そのシルエットを柔らかな印象に。プリーツの凹凸は透過する光に規則的な濃淡を与え、豊かな表情を楽しめる。下方は直接光が降り注ぎ、テーブル上をしっかりと照らし、機能性も申し分ない。シェードは時が経つにつれて黄色味がかり、経年変化した様子もまたいい雰囲気。

付属する電球はPHILIPS社のhueというスマートライト。普通なら部屋のスイッチでオンオフとなるが、hueならスマートフォンひとつでオンオフと調光が可能となる。わざわざ立ち上がる必要もないし、時間帯や用途に合わせて明るさの強弱が付けられるのは中々便利。例えば、食事中はしっかりとお料理を美味しく照らし、食後は眠りに向けて光を弱めてあげれば睡眠への導入もスムーズとなる。灯具へのセッティング方法は従来の電球となんら変わらない。あとは自身のスマートフォンやタブレットで専用アプリをダウンロードしてBluetoothで接続するだけ。伝統的なデザインを守りつつ、こういったテクニカル面でのアップデートをしてきたからこそ、長きに渡り愛され続けているのだろう。


コメント : 中島

Pendant Lamp
Import / le001
直径440 H300
Tage Klint / Le Kilint / Denmark / 1943
50,000円(税込55,000円)