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北欧はデンマーク、60年代のアノニマスなダイニングチェア。

チーク材の積層合板を用い有機的な曲線を表現したに広めの背もたれは、両端が内側に少しカールする愛らしくも珍しいデザイン。 その背もたれは、両手を広げ、座る人を快く迎え入れてくれるかの様にも映る。

フロントサイドもしかり、バックショットにも注目頂きたい。背板と後脚を繋ぐ部分には、ビンテージ家具らしい経年変化が進んだ真鍮製のマイナスビスが使用される。 あえてビスの頭を見せアクセントとするあたりに、デザイナーのこだわりと遊び心が伺える。 普段は、テーブルにセットされている事が多いダイニングチェアはバックショットの見え方こそが、とても重要なのだ。

実際に腰掛けてみると、中央に向かって少し窪んだ座面はお尻にフィットし、緩やかなカーブの背板が少し姿勢を正してくれる。 さぁ食事をするぞ、仕事をするぞという気にさせてくれ、程よい緊張感がとても心地よく感じられる座り。同種のチーク材のテーブルに合わせても良し、明るめのオーク材とも相性が良いだろう。

座面ファブリックはインポートの上質なグレー生地を使い国内で新規に交換済み。同時に中材のウレタンの交換も済ませている。 4脚セット販売(@50.000 x 4脚)となります。シート高が若干高めですので、脚先カット承ります。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、張生地、ウレタンの交換、木部のアフターケアもご対応します。


コメント : 谷山

Chair Set
16D02-0054
W470 D480 H750 DH450
- - - - - / - - - - - / Denmark / 1960's / Teak & Beech wood
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