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月のあかりに照らされ、うっすらと浮かぶ山の稜線。 極薄のグレイのガラスに透過する光がつくる静かな夜の景色。

マウスブローによって作られた盛り上がる底面が特徴的タンブラーは 1953年にカイフランクがデザインした作品です。 1956年から67年の間、フィンランドのNuutajalvi社にて生産されていました。

ガラスならではの光の透過によってつくられる陰影と 余計な装飾のない、シンプルで有機的なフォルム。 素材に真摯に向き合い、巧みに操る彼の感性。 繊細さと、日本の墨絵のような情緒をも感じられます。

5サイズ生産されていましたが、こちらは2番目に大きなもの。 現在は生産されていないヴィンテージ品です。 コンデションは良好です。ご不安な方は現物確認後のご購入をお願いいたします。


コメント : 阿久沢