SOLD OUTArchives

1900mmを超える高さで縦のスペースを有効活用できるブックケース。直線的な構成ですが、棚板や本体小口に段付きの造作が施されて随所に陰影を演出、扉の意 匠も素晴らしい。

上段オープンラックには棚板が4枚。内、3枚は可動式(写真では下から2段目が固定)となっている。可動方法は、まず棚板を手前に引き抜き、左右の側板に現れた レールダボをお好きな位置に差し替えて、再び棚板を差し込むだけ。つまり、棚板の左右小口には溝が切られているということ。すると、高い位置にセットされた棚板を 下から見上げてもダボが見えず、固定棚のように一体感を感じられる。ご自身で書籍などの大きさに合わせて棚間隔を調整してみるといい。調整後、たっぷり収めるもよし、 もしくはゆとりをもってオブジェなどを一緒に飾ってみると、隙間から背板のチーク材が垣間見えてそれもまたいい感じ。下台に比べオープンラック部分がセットバックしているのは、 圧迫感を感じさせない工夫。

下台の引出しは付属の鍵で解錠して、そのまま鍵を持ち手変わりにひっぱり開閉する。ペンやハサミなどの細かな事務用品、もしくはノートPCを収めるには重宝しそ うだ。そして、その下の扉は無垢材で框を組み、背面までチーク材で仕上げられた上質な造り。中央のスリットから手を掛け観音開きする。扉にはマグネットキャッチが セットされていますから、鍵が無くとも閉じた扉が勝手に開くことはない。使い勝手を考慮すればこれは嬉しいところ。内部は固定棚が1枚セットされて、FAX用紙な ど雑多になりがちな生活雑貨はこちらに収めておけそうだ。脚部は幕板が本体下にピッタリ備わり荷重には強い構造。後ろ脚は僅かに短く作られ、脚先に高さ調節ができ るアジャスターが付いている。これならレベル調整も安心。

書斎やリビングの一角にぜひどうぞ。機能性で日々の生活をサポートするだけでなく、経年変化により深みのでたチーク材によってお部屋に温もりが広がり、心豊かに なることでしょう。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアもご対応します。


コメント : 中島

Bookcase
16D06-0018
W900 D400 H1950
- - - - - / Nordas Bruk / Norway / 1960's / Teak wood
SOLD OUT