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60年代の北欧ヴィンテージアイテムで収納家具と言えば、横型のローボードやサイドボードが大半だが、こちらは背の高いカップボード。中でもガラス扉のものは希少である。大人の身長以上の高さがあるため圧迫感が気になるところだが、視線の抜けが良いガラス扉、上段の奥行きも抑えられ、実際にはサイズ表記ほどの大きさを感じさせない。腰を折らずに頻繁に使う物の出し入れが出来ることは調理動線を考慮すればこの大きさも理にかなっている。

上段のガラス扉はチーク無垢材で枠組みされ、立体的に施された造形がとても美しい。扉が合わさる中央のスリット部分に手をかけて開閉。上部にはマグネットキャッチが備わっており、鍵がなくても扉がひとりでに開く心配もない。内部も贅沢にチーク材で仕上げられ、ガラス戸越しに見える中の様子は申し分のない美しさ。可動式のガラス棚は光を遮らず、上から下まで収めたものの輪郭までしっかりうかがうことが出来る。収める食器選びもより厳選されたものを買いそろえたくなりそうだ。

中段のガラス扉下のオープン棚も可動式。ここにもたっぷり食器やレシピブックなど収められる。または、キッチン家電の置き場所にお困りの方は電気ケトルやオーブントースターを収納してもいい。その際は、別途費用ご負担で配線用の穴あけが可能。

下段は浅い引出しが2杯と観音開きの扉によって構成。引出しは付属の鍵を持ち手代わりに引き出す。中にはカトラリーやプレスマットなどを収めておける。最下段の扉にもガラス戸同様の綺麗な造形が施され、内部には棚が1枚備わっている。4本の脚は視線の抜けも良好。

2m弱の大きな家具ですが上下は分割式のため納品リスクはほとんど無い。上下は金属ダボで連結され、ズレて倒れてくる心配はないのですが、念のため上部を壁と固定された方が安全です。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。


木材の詳細はこちらをご覧ください。


倉庫保管となりますので、現物確認ご希望の場合には事前にご連絡を下さい。

コメント:中島(ショップスタッフ)

Cabinet
16D06-0019
W900 D400 H1970 配送料金Eランク
- - - - - / - - - - - / Norway / 1960’s / Teak wood
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