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素材を活かし堅実で流行に左右されないシンプルな家具を多く発表した、デンマークを代表するデザイナーの1人Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)によるダイニングチェア「No.122」。

現存するデンマークの老舗家具メーカーSoborg Mobelfabrik社より1952年に発表されたモデル。座、背共にチークプライウッドを使用した木の暖かみを感じられる1台。 ファブリックの座面よりも座りが硬く長時間座っているのがつらいという印象があるが、実際腰かけてみると緩やかにカーブした幅広の座と背面が体を優しく包み込み、木の硬さをそれほど感じる事がない。非常に座り心地が良い椅子。

薄くシャープなプライウッドを支えるオークフレームは、彼の代表作J39を思わせる作り、特に背板から後脚の接合部分は酷似している。安心感のあるフレーミングはモーエンセンならでは。座り心地や意匠はさることながら、プライウッドの利点は生地の汚れやウレタンのへたりを気にする事無く使用できること。そして最大の特徴は片手でひょいと持ち上げる事が出来る軽量性。椅子の抜き差し、別の場所への移動も気軽に行う事ができ、日々使用して行く中で、道具としての確かさを感じていただけるだろう。

在庫は6脚。6、4、2脚セットで販売。左記価格は2脚セットの場合。(@56.000 x 2)

追記:4脚は販売済み。残り2脚となりました。


次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアもご対応します。木材の詳細はこちらをご覧ください。


コメント : 谷山


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Chair Set
17D09-0037
W480 D500 H800 SH430
Borge Mogensen / Soborg Mobler / 1960's / Oak & Teak Wood
SOLD OUT