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JOURNAL / OUR NEIGHBORHOOD / MARKS&WEB



今回のOUR NEIGHBORHOODは、ハイクから歩いてすぐ自然派スキンケア商品を中心に取り扱うお店"MARKS&WEB"。本部スタッフの清水香代子さんにお店、商品についてお話を伺いました。

谷山:
ブランドの始まりについて教えて下さい。
清水:
MARKS&WEBは、無添加石鹸をはじめとするボディケア、ヘアケアを取り扱う松山油脂株式会社の別会社として2000年に東京で生まれたブランドです。 安全性が高く、環境にも配慮し植物の恵みを生かしたアイテム、ハーブなどの自然の草花から抽出された植物エキスやエッセンシャルオイルをブレンドした多様な商品を取り扱っています。 ヘッドオフィスの移転とともに東山ショールームも2012年にオープンしました。
谷山:
会社(ブランド)名でもあるMARKS&WEBの由来は。
清水:
英語の意訳になりますが、MARKSは「お気に入り」WEBは「蜘蛛の巣から転じて広まり」と言う意味を差しています。自分らしい生活を楽しみたいと考える方に毎日使用できる良質で安全なデイリープロダクトを提供し、手に取った方が自身のお気に入りとなり、そのお気に入りがギフトなどで広まり沢山の方に長く愛用される存在になれればという願いが込められています。
ちなみにHIKEさんの由来は?
谷山:
HIKE代表が山スキーや登山が好きということもあり、この名前に。当時はそれほど深い意味を持ってつけた名前ではなかったそうですが、ゆっくりと着実に歩み続けるという意味では現状とリンクする部分も多く、ぴったりの名前だったのではと思います。
次に、提供されている製品のこだわりについて教えて下さい。
清水:
直接肌に触れるものがメインの為、気持ちよく、安心してお使いいただくために製造、成分にはこだわっています。 例えば、フェイスケア商品の化粧水や乳液、クリームは全て富士山の麓にある関連会社の工場でつくられています。 成分のベースとなる水も富士山の伏流水を源とする深井戸から汲み上げた純水を使用しています。また取り扱う「エッセンシャルオイル」は全草、花、果皮、樹脂から、水蒸気蒸留法や圧搾法などによって丹念に抽出したものを使用して、芳香浴などでその日の気分やお好みに合わせて選んでいただける様、香りは全18種類と豊富に取り揃えています。
谷山:
おすすめの商品を教えて下さい。
清水:
最近のおすすめは、お部屋で好きな香りを楽しむことの出来るアイテムです。 木製、セラミックプレートの上にオイルを垂らすシンプルなタイプから空気圧縮式でお部屋全体に香りを拡散させるタイプまでお客様のご希望に合わせてお選びいただける様ご用意しています。 今後も、「エッセンシャルオイル」の一部リニューアルと合わせて商品ラインナップを拡大して行く予定です。
谷山:
ディスプレイで注意されていることはありますか。
清水:
季節やお客様のニーズ、商品の特性に合わせて、定期的に店内のディスプレイ変更を行い、お客様が手にとっていただきやすいよう陳列する場所やボリュームに気をつけています。 店舗数が多い為、細くルールを決めてどこの店舗に行ってもMARKS&WEBの世界観を感じていただける様にしています。
HIKEさんではディスプレイはどの様にされているのですか。
谷山:
1点もののビンテージ商品が多い為、ディスプレイは毎週変わります。家具は空間に合わせるものですから実生活においてイメージが膨らむ様、ダイニング、リビングなどいくつかのシーンを作り、素材やサイズ、照明、小物、植物などのバランスに注意しながらコーディネートする事を大切にしています。
谷山:
最後に、清水さんご自身の質問を。何をされている時が1番満たされますか。
清水:
そうですね...やはりリラックスしている時ですね、その中でも1番は好きな香りのバスパウダーやバスソルトを使ってゆっくりと湯船に浸かっている瞬間が最高に満たされます。

沢山の木々に囲まれたショールーム。外壁のコンクリート壁には木目模様があしらわれ自然を意識した造りはボタニカル商品ともリンクする。枕木が敷かれたアプローチを通り入店すれば、大きな窓から注ぎ込む光と爽やかなエッセンシャルオイルの香りに満たされた心地良い空間。ディスプレイ棚には、スキンケア商品を中心にオーガニックコットンのタオル、オリジナルキャンバスポーチ、ヘアブラシなどカテゴリーごとに整然と並ぶ。

ハンドクリームなど可能な限り、テスターも用意され実際に使用感を試す事はもちろん、知識豊富なスタッフから直接アドバイスが受けれるのも嬉しい。お気に入りを長く使用して欲しいというコンセプトのもとにつくられた商品は、高品質でありながらも買い求めやすい価格帯。もちろん詰替えも用意されている。詰替を販売していないガラス容器は自社で回収しリサイクルするなど環境負担への配慮もされている。

お話をお伺いする前は、女性向けの商品が多いと思っていたが、シェイビングフォームや汗拭きシートなど男性向け商品も多数ラインナップされている事に驚いた。男性を意識したブラックパッケージで、スキンケア用品に抵抗のある男性にも手に取りやすく、自分磨きをするキッカケになりそうだ。ハイクからも歩いて数秒、商品はもちろん建物や空間も素敵ですのでぜひ訪れていただきたい。




記事:谷山
写真:中島

OUR NEIGHBORHOOD

JOURNAL ON 28TH APR 2018

INTERVIEW WITH MARKS&WEB STORE MANAGER
SHIMIZU KAYOKO

MARKS&WEB WEB SITE