SOLD OUTArchives

ロイヤルコペンハーゲンのタイルトップソファーテーブル。

ロイヤルコペンハーゲンのテーブルといえばHaslve社(ハスレブ)のSeverin Hansen Jr(セヴェリン ハンセン)が手掛けた直線的なウッドフレームが大半を占めるが今回は、Johannes Andersen(ヨハネス・アンダーセン)がデザインし、CF Christensen(CFクリステンセン)社から発表された珍しいモデル。ヨハネス・アンダーセンといえば、北欧家具が世界中で評価され始める1930年代頃より自身の工房を持ち、北欧デザインを牽引した人物。彼の代表作の1つUFOテーブルから見て取れるように、天然木の素材感を活かし曲線を多用した美しいデザインが最大の魅力、今回のフレームの幕板や脚部にも滑らかな曲線があしらわれ上品な佇まいを魅せる。

そのフレームに彩りを与えるタイル天板は、デンマークの伝統様式からモダニズムまで幅広い手法を取り入れ約60年もの間、RoyalCopenhagenのトップ絵付師として活躍したNils Thorsson(ニールス トーソン)によるもので1965年〜74年まで製造されていた「BACA」というシリーズ。BACAシリーズは、ファイアンスという低温で焼かれる手法を使い、土の風合いを残した落ち着きのある色味を出し、絶妙なグラデーションと繊細なハンドペイントで描かれた抽象的なデザインが特徴。様々な種類があるが今回の絵柄は1枚のタイルの中に8匹の魚が描かれたユニークなデザイン。 経年変化により深みを増したローズウッドフレームとの相性も見事。

タイル天板の利点は美しさだけでなく実用性も高い事、輪染みの心配がないため熱いものや、冷たいものも気にせず直接置け、万が一こぼしてしまっても濡れた布巾でサッと拭き取れば問題ない。 木製天板に比べれば日々のお手入れは圧倒的に楽なのが嬉しい。ソファー前にセットすれば、ガラリと上質な雰囲気を変えることが出来る為、リビングのアクセントテーブルとして取り入れたい。 タイルは欠けやひび割れも無く半世紀を経たとは思えない程グッドコンディション。


コメント:谷山


2000年のオープン以来、「物質の循環」「自然との共生」をメインテーマに、ヴィンテージ家具の永続的使用を追求し続けています。商品は下記のメンテナンスを施しております。ご購入前に一読していただけますと幸いです。

木部補修  生地張替  サポート  木材種類  無断転載について

Sofa table
18S06-0096
W1350 D760 H490 配送料金Dランク
Johannes Andersen&Nils Thorsson / CF Christensen&Royal Copenhagen / Denmark / 1960's / Rose wood
SOLD OUT