STANDARDWorld Basic Products

9/21(月)〜27(日)の間、HIKEにて特別展示販売を行います。

1953年にポール・ケアホルムによってデザインされたアルミチェア。こちらは、当時デンマークのChris Sorensenによって極限られた数量のみ製造された幻のチェアを、2007年にニューヨークのSean Kelly GalleryとR Galleryが共同でケアホルム家の監督下の元、緻密に復刻製作したもの。

アルミニウムを成形したシェルは、直線が存在せず見る角度によって違った印象を受ける。鋭さ、優雅さ、可憐さが同居しており、スタイリングの仕方はもちろん、延いてはその時の自分の感情によって見え方は変わるだろう。

その造形を強調するように前後を塗り分けている。シェル周囲が折り曲げて整形しているのは構造的な強度を確保する為であるが、その部分もカラーに仕上げたことで側面、後方からでもシルエットが際立つ効果をもたらす。

脚は標本に蝶を留める針のように存在感を抑えられており、夜には黒い脚は闇に溶けてしまうことだろう。繊細であるが前後左右に開いた四方転びならぬ三方転び構造は、耐久力と安定感が高められているので椅子としての安心感も確保されている。

均整のとれた彼の作品群の多くは正方形に基づくともされ、このアルミチェアのW630 D640 H650というほぼ立方体のサイズ感にもケアホルムの意図を想像させる奥深さがある。尚、今作はケアホルム家によって代々受け継ぐことを予定しており、今後は市場に出回ることはないとされる。

ポール・ケアホルムはデンマークを代表する家具デザイナーのひとり。1948年に王立芸術アカデミーでハンス・ウェグナーに学び、高い評価を得る。確固たる美意識を有しており、木工家具が主流のデンマークの中で金属を用いた家具デザインが特徴。現代でも作り続けられる名作を数多く残している。

記事:中島


先行してリヒトギャラリーにて9/19より展示販売をスタート。9/19(土)、9/20(日) 13-18:00はギャラリーオープンデイ。アポイントなしでフリーで皆さまにご来店いただけます。
9/21(月)-9/20(日) 12-18:00(火・水定休日)はハイクストアにてアルミチェアをご覧いただけます。

在庫はイエロー、ブルー各1脚ずつとなります。

Alumi Chair
Import
W630 D640 H650
Poul Kjaerholm / 1953 Chris Sorensen, 2007 Sean Kelly Gallery & R Gallery / Aluminium
1,200,000円(税込1,320,000円)