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この絨毯はチャハール・マハールと呼ばれる高原地帯に住むアルメニア人の村で織られアルマニアバフと呼ばれている。18世紀ペルシャ北部に暮らすアルメニア人の勢力を分散するためにサファビ朝は彼らをペルシャ各地へ強制移住させた。その一部がチャハール・マハールにやってきて、数千年の昔から続いている絨毯をそこでも作り出すことに。この絨毯の文様は中央がペイズリー、ボーダーは北部のコーカサスちほうの絨毯によく見られる葉っぱとワイングラスと言われる文様で、彼らが部分的にも北部(故郷)の影響を持ち続けている証。20世紀初頭の絨毯です。コンディションも良好。


コメント:須摩(ショップスタッフ)