4世代に渡りオーストリアで金属工房を営むカール・オウボックによる靴ベラ。
床からヌルリと角が飛び出したような突起が天に向かって伸びている。大きさは掌に収まってしまうほど。カール・オウボックらしいプリミティブな造形はオブジェの様であるが、レザーを巻いたことでそこが持ち手であることを認識し、同時に道具であることが分かる。指先で摘まんで持ち上げてみると、ヘラ部分は踵の丸みにフィットする様に控えめにカーブが付けられている。
実際に踵に当てがって靴を滑り込ませてみると、見事にスルンと足が靴に収まった。あとはスッと引き抜くだけ。コンパクトだが靴ベラとして申し分ない使い心地。毎日使うものだから扉や引出しにしまっておくのは億劫だけれど、これならオブジェの様に玄関に置いておけてインテリアピースとしても美しい。
真鍮部分は使い込むほどに風合いが増し、重厚さが増してくる。それは意図したものではなく、素材が辿る変化の過程。一朝一夕では得られない魅力によって得られる高揚感は何物にも代えがたいものだろう。朝のちょっとした時間を豊かにすることは、よき一日を送るために大切なことだと思います。
1点1点、手作業にて仕上げをしている為、表面の色合いや磨き具合などの個体差があることをご了承ください。
Carl Aubockの詳細はこちらをご覧ください。
コメント : 中島
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4世代に渡りオーストリアで金属工房を営むカール・オウボックによる靴ベラ。
床からヌルリと角が飛び出したような突起が天に向かって伸びている。大きさは掌に収まってしまうほど。カール・オウボックらしいプリミティブな造形はオブジェの様であるが、レザーを巻いたことでそこが持ち手であることを認識し、同時に道具であることが分かる。指先で摘まんで持ち上げてみると、ヘラ部分は踵の丸みにフィットする様に控えめにカーブが付けられている。
実際に踵に当てがって靴を滑り込ませてみると、見事にスルンと足が靴に収まった。あとはスッと引き抜くだけ。コンパクトだが靴ベラとして申し分ない使い心地。毎日使うものだから扉や引出しにしまっておくのは億劫だけれど、これならオブジェの様に玄関に置いておけてインテリアピースとしても美しい。
真鍮部分は使い込むほどに風合いが増し、重厚さが増してくる。それは意図したものではなく、素材が辿る変化の過程。一朝一夕では得られない魅力によって得られる高揚感は何物にも代えがたいものだろう。朝のちょっとした時間を豊かにすることは、よき一日を送るために大切なことだと思います。
1点1点、手作業にて仕上げをしている為、表面の色合いや磨き具合などの個体差があることをご了承ください。
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