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ルイスポールセン デンマークの照明メーカー「ルイスポールセン」のペンダントランプPH5。現在でも生産され続け、ベストセラーの座を譲らない同社のアイコン的な製品。こちらはそのヴィンテージ品。

PHという名はデザイナーのポール・へニングセンのイニシャルからつけられており、自身が生み出した照明に対する自信の高さが伺える。対数螺旋という言葉をご存じだろうか。アンモナイトのような自然界に存在する渦巻き状の曲線を意味しており、PH5の独特なカーブはこの考え方が基礎にある。4枚のシェードが巧みに織りなす様は光を灯してないときでも美しい。

光を灯してみれば、直接光源が見えないように上手に光源をカバーしてくれていて、目に優しく、心地よい光が辺りを照らす。内側を覗き込むとブルーに彩色されているシェードが。これは白熱球の光を補正して、自然光の美しい夕方の明かりを表現している。また、中央に蓋をするようにカバーがされているのは、デンマーク人は瞳が青く、強い光が少し苦手だから。シェードの隙間から漏れる間接的な光に限ることで、理想的な明かりにしたのでしょう。

明るい光に慣れた私たちには、ダイニングはもちろんですが、リビングに吊るしてもよろしいかと。下から光源が見えないため、ソファに腰かけて目線が低くなっても、眩しさを感じない。さらに明るさが必要な方には、ボトムカバーがフロストガラスに仕様変更された現行品がお勧め。

空間に彩りを与えてくれる赤いカラーリングは艶が抑えられており、現行品のラインナップの赤とは一味違う。一見、華美にも思えるが、北欧の木工家具とも親和性が高い。コードは新規に交換済み。ヴィンテージ品となり、スクラッチ、歪みなど多少ございます。状態にご不安のある方は、現物確認後のご購入お願い致します。


コメント : 中島(ショップスタッフ)

Pendant Lamp
16D02-0124
直径500 H255
Poul Henningsen / Louis Poslsen / Denmark / 1958
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