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デンマークを代表する建築家アルネ・ヤコブセンが、1971年生涯最後に手掛けたデンマーク国立銀行。キャリアの集大成となるとても素晴らしい建築ですが、そのオフィスやミーティングルーム用として自信でデザインをした家具がこちらの「D Jobテーブル (デスク)」である。木部はビーチ材。各角が大きくラウンドした形状が特徴的ですが、曲面はプライウッドで表現。ヤコブセンと言えば、セブンチェアなどプライウッドを使用した家具が代表的ですから、まさに彼らしいポイントと言えるでしょう。

ゆとりのある天板サイズは効率的な作業には欠かせない。奥行きが800もあるとPCモニターをセットしてもゆとりがあり、対面に人が座って作業することも出来るでしょう。PC関連やデスクランプ、Bluetoothスピーカーなどの配線はアルミフレームの裏を上手に通してあげればデスク周りはスッキリしそう。デザインの特徴を上手に活かしていただきたい。経年変化しづらいと言われるビーチ材も飴色に変化し、最高の状態。

アルミフレームは艶を抑えたマットな仕上がり。モジュールパーツを組み合わせて構成することで様々なオフィスシーンにも対応できたのでしょう。同様のデスクが並んだ時の連続性もさぞ美しかったに違いない。また、異素材を組み合わせることでラウンド形状が活きてきて何やら近未来的な雰囲気。MacbookやiPhoneなど現代の家電製品とも違和感なく同調し、モダンなオフィスシーンを構築できる。

引出しユニットに使用された丸い持ち手意匠がこのデスクのシンボルデザイン。指を一本かけて引き出すと金物レールによって軽い力で引き出せる。上段は浅いため文具類を整理するのに適しており、下段はファイルや書類を立てて収納可能。横方向の仕切りが備わっているから前後2列に分けてたっぷり収めておくといいだろう。ユニット背面側もビーチ材で仕上っていますから島置きのレイアウトも問題ない。

アルミフレームはクリーニングを施していますが、落としきれない傷や汚れが僅かにあります。ご不安な場合には必ず現物ご確認をお願いいたします。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアもご対応します。


コメント : 中島


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171015
W1550 D800 H700 配送料金 Dランク
Arne Jacobsen / D-Job / Denmark / 1971 / Beech wood
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