HIKE

ワシントン条約により輸入が制限された希少種ローズウッド材によるラウンドテーブル。メンテナンスを終え、再び美しく力強い表情を取り戻した。 角のない天板はダイニングルームの導線確保が出来るだけでなく、皆が中心に向かって腰掛けるから自然と会話にも華が咲く。これは祖父母の家に行くと必ずあった“ちゃぶ台”と同じ。今はフローリングが主流となり床で食事をとるちゃぶ台は見かけなくなったけれど、円卓は団欒の象徴。食材や器以上にこだわりを持って選びたい。スペア天板をセットすれば最大6名で使用できますから、家族、友人を招いてホームパーティをする機会が多い方にはお勧め。スペア天板は冷蔵庫の脇に納められる薄さ。急な来客にもサッと取り出してセットできるのは嬉しい。骨太な脚部は天板と強固に接続され、ノックダウン（組立）式ながら安心感は抜群。脚に設けられた立体的な造形により生み出された陰影は繊細さを印象付けるだけでなく、ローズウッドの持つ上品さを際立たせているように感じる。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント：中島（ショップスタッフ）