HIKE

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深みが出始めたオーク材が部屋に爽やかな空気を運んでくれそうな、ボーエ・モーエンセンによるダイニングテーブル。彼らしいズドンと地に足を付けた無垢材のストレート脚は天板と強固に接続。オリジナルで作製された真鍮製ボルトはあえて見えるように取付られ良いアクセントになっている。直径1300mmのラウンド天板は中央から左右に拡張してゆくと、580mmずつ3段階に分けて最大約3mのビッグテーブルへと変貌し、余裕で10人は座れるサイズに。一般的なラウンドテーブルは1〜2段階拡張がほとんどだが、これならオフィスのミーティングスペース利用も問題ない。これほど大きな天板を狂いなく拡張させるには高い精度を要するが、スウェーデンの老舗家具メーカーKarl Anderssonの技術がそれを可能にさせている。天板下のギミックは、ほとんど木材で構成され今も問題なく機能する。当時の職人と我々が対峙して、現代にバトンを繋ぐ大切な作業だ。最大拡張時には補助脚を降ろすことで、天板のたるみを防いでくれる。各スペア天板には幕板が備わり、拡張時の一体感は抜群。側面から見たときに幕板が歯抜け状態にならないから常に拡張しておくことも想定されている。


コメント:中島(ショップスタッフ)

Table
16D02-0027
直径1300+(580x3) H710
Borge Mogensen / Karl Andersson / Sweden / 1960’s / Oak wood
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