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ボーエ・モーエンセンによるデイベッド。ソファでありベッドとしても使えるよう、たっぷりとした奥行きの座面クッションが備わっている。背クッションを外せば簡易ベッドとして使え、その名の通り、お昼寝はもちろん、来客時のベッドとしても重宝しそう。奥行きがありますから、胡坐をかいたり、うつぶせに寝そべってネットサーフィンや読書を楽しむには最高。背クッションは6:4の比率で分割され、その短い方の背クッションを壁際のサイドに置けば、それを背もたれにし足を伸ばして寛ぐことも出来、画像の様に横に倒せば枕代わりに、また疲れた足を乗せたっていい。座り方を選ばない自由度の高さは、普通のソファでは味わえない。

肝心の座り心地はというと、スプリング入りのマットレスによって適度な反発力を感じるクッション。ボタン締めによりスプリング周囲をカバーしているウレタンの偏りを防ぎつつ、弾力も確保。見た目にもシンプルな構成のソファだけに立体感が出て美しい。一般的なソファよりもシートハイが抑えられ、床レベルに近い高さは安心感を感じる。私たち日本人は元々、床に座って生活していましたから、一層このデイベッドは性に合うのでしょう。

張地は既に交換済み。生地はファブリック分野で世界的なトップブランドKvadrat社の“tonica”をセレクト。生地の価格は¥18,000/m。張替えは5m必要で、生地代だけでも¥90,000となり、これに張替加工賃も加わるが、これら全ては価格に含まれおり、最高のランクの生地をお楽しみいただけます。

tonicaはウール100%のシンプルな平織。潔い手法は、剛腕投手の決め球、直球ストレートの様に、Kvadra社のクオリティの高さを感じさせる。平織の持つ堅牢性と、ダークトーンながら黒い糸を織り交ぜ、奥深い色味を表現した染色、紡績技術によって、長くエイジングしてゆく様が楽しめる。ウールは呼吸をする素材とも呼ばれるほどに調湿効果が高い素材ですから、意外にも湿度の高い日本の夏には最適。使うほどに滑らかになり、体に馴染んでゆく感覚を体感されてくださ い。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、張生地、ウレタン交換、木部のアフターケアも対応します。


コメント : 中島(ショップスタッフ)

Daybed Sofa
16D02-0083
W1940 D1000 H750 SH400
Borge Mogensen / Fredericia / Denmark / 1958 / Oak wood
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