HIKE

アーガイルのニットに黄金色のブランケットをひざ掛けにして、轆轤(ろくろ)をまわしている男性。紺色の素敵なバルーンスカート姿の女性は　 彼が作った陶器(?)に絵付けをしています。装いも素敵なふたり、楽しげな作陶姿が描かれたStig Lindberg（スティグリンドベリ）のファイヤンス焼きペアプレートです。

欧州古来からある施釉陶器のファヤンス焼は、赤い素地を低温で焼成し不透明な白いクリーム状の釉薬を施す技法。 19世紀には実用的に便利な陶磁器や、ストーンウエアの台頭によって市場からは衰退していましたが、 アート的な観点からファヤンスの技法をグスタブスベリ社のもつ技術と彼のアイデアで甦らせました。

制作期間は1940年代から70年代ごろ。36人の熟練したペインター達が、リンドベリーがデザインした下絵をもとに1枚1枚手描きした ひとつとして同じもののないアートピースです。裏面には　手書きでペイントした証を表すリンドベリーのを手のひらとサイン。 ペインターの私印であるであろう▲マークも。職人との共同作品の証。まさにこのデザイン画ですね。

男性の描かれたプレートの赤い縁角に欠けが数か所ございますが、ペイント部分は細かい傷程度です。コンデションを考慮した セット価格になります。コンデションにご不安のある場合には現物確認後のご購入をお願い致します。ご希望があれば詳細画像を お送りすることもできます。お問合せ下さい。

コメント :　阿久沢（ショップスタッフ）