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フィンランドを代表するデザイナーTAPIO WIRKKALA(タピオ ヴィルカラ)が ドイツの磁器メーカーROSENTHAL(ローゼンタール)社にてデザインした シリーズPORCELAIN NOIRE(黒い磁器)。

「いつまでも真の価値を持ち続け、時代の感覚にあっているものこそ本物」 という同社の理念のもとに立ち上げられた「STUDIO LINE」から発表。 1968年にデザインされ1972年までに製造されていました。

ローゼンタールならではのしっとりしたマットポーセリンに幾何学的に配置された 立体的なドットレリーフは彫刻的な陰影を作ります。 くびれた脚と内側には、透明釉のかかる深い艶を帯びた黒。 気品も漂うローゼンタールの黒の美を確立させた作品と言えるでしょう。

どんな花を活けましょう。 深紅のバラ、クリームの花もエレガントです。 濃い緑色の葉もモダンに演出してくれそうです。

ガラス、陶器 彫刻 ジュエリーなど様々な分野で活躍したウィルカラ。 手工芸的なアプローチから、モダンデザインまで。独自の感性による彼のデザインは 自然へのリスペクトから育まれた力強さを感じさせられます。

現在は生産されていないヴィンテージ品。 良いコンデションですが、ご不安な方は現物をご確認の上のご購入お願いいたします。


コメント : 阿久沢

Vase
TWERT-004
直径97 H127
Tapio Wirkkala /Rosenthal / Germany / 1968 / Porcelain
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