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JOURNAL / From HIKE / How We Deliver



今回のジャーナルでは、自社便でのデリバリーについてご紹介します。メンテナンス同様に我々にとって大切な業務のひとつ。

次の活躍場所に巡り会えた家具達は一度アトリエに戻され新たな旅立ちの準備に入ります。既に店頭に並ぶ前に万全なるメンテナンスは施されてはいますが、納品前に再度、細かな傷、ビスのゆるみ、扉、引出の開閉、水平レベル調整、ワックス掛けなど、隅々まで入念にチェックをします。

最終チェックを受けた家具は、形状に合わせ最適な梱包材を使い、箱物の角や繊細な脚部はより厳重にかつ丁寧に包んでいきます。1日に数件デリバリーする事も多く、行き先の順番、車体バランスを考慮しながら、梱包を済ませた家具を専用車に積み込みます。細かなビスや棚ダボ、鍵、保証ステッカー...付属するパーツをファイルに入れ、最後に工具の詰まったデリバリーバッグを積み込み出発。

納品場所に到着し、まずは設置場所の確認に入り搬入経路を素早くチェック。アトリエスタッフは家具の構造を理解しているので、どの角度から搬入するのが最適かを瞬時に判断します。玄関から搬入が難しい場合にも、ベランダからの吊り込みなどで対応しています。相当なる場数を踏み経験豊かなスタッフ、過去搬入出来なかった場所は数える程だ。

搬入方法が決まれば、必要な箇所に当て布や養生をし細心の注意を払いながら慎重に家具を運びます。搬入が終われば、梱包材を解き、組立設置。お客様のご希望レイアウトを伺いながらベストな位置を導き出します。長尺の箱物家具は設置場所によって扉、引出しが開きづらくなる事があり、微調整を加えながら正しく設置。

設置後は、拭き上げをしながら傷、破損が無いかを隅々までチェックし、末永く、快適にお使いいただける様に正しい家具の使用方法、注意点、日々のお手入れ方法を詳しくご説明し、最後に補償ステッカーを貼って納品完了。

「より素敵になった空間をお客様と共有できるこの瞬間が何より嬉しい」とアトリエスタッフは話す。

お伺い出来る場所には限りがありますが、お伺いした際には、レイアウト、家具の修理、在庫状況、オーダー家具などご遠慮なくご相談下さい。携帯端末を使い可能な限りご対応させていただきます。ご納品差し上げた家具についてどのようなメンテナンスを施したのか是非とも聞いてみて下さい。きっと今後のお手入についてお役にたつ情報もあるはずです。

ご遠方へのご配送は、家具配送専門のヤマト家財便でお届けいたします。自社便同様に万全の準備、梱包をし出荷いたします。




記者:谷山

FROM HIKE

JOURNAL on 23TH SEP 2017

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