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ソファは家族が集う大切なリビングスペースの主役。暮らしに寛ぎを与え、お部屋の雰囲気を決定づける大切な家具ですから、模様替えやお引越の際にはまずソファから想像を膨らませることが多いでしょう。それだけにリビングの過ごし方には各ご家庭に個性があり、ソファもライフスタイルに合わせてデザインは様々に存在する。今回のジャーナルではご自身に合うソファの選び方についてお話いたします。

まずはソファの大きさを検討するために、お部屋のレイアウト図を書いてみるといい。頭の中で想像したイメージを、きちんとサイズを測って紙に書き込んでみると意外なことに気付くこともあるはず。平面構成を確かめたらそれをもう一度頭の中に戻して立体構成も想像すると完璧。

また、普段の生活スタイルもしっかり想像に含めることも大切なこと。例えば、普段はご夫婦2人で過ごしているが、ご家族や友人がよく遊びにくる場合、ソファの対面には一人掛けのソファが必要かもしれない。すると、スペースの関係からメインソファは少しコンパクトにする必要が出てくる。など、ご家族の意見を上手にまとめてレイアウトを検証することが大切。

ソファを設置するスペースが決まったら、さっそくショップに足を運んでソファとご対面。意匠は尊重するべきですが、座り心地も当然重要な要素。色々と試してみると座り心地には種類があることに気付いてくる。それは冒頭にお話ししたライフスタイルを意識した造り手の工夫。それではスタイル別にご紹介しましょう。


[ 座面の角度が深いソファ ]
安楽性の高い座り心地。正面を向いて座り、映画鑑賞や読書をされる場合に最適。適度に設けられた座の角度によって、自然と体は背にもたれに導かれ全身の力を開放して寛ぐことができる。参考事例


[ 座面の角度が浅いソファ ]
浅い座りは立ったり座ったりが容易。女性の座り姿が美し見えます。姿勢良く過ごされたい方、腰痛持ちに方にはこの仕様が適しているかと思います。参考事例


[ 座面の奥行きが深いソファ ]
両足を上げて胡坐をかいたり、ゴロンと横になったり姿勢の自由度が高いです。ゆとりある座面奥行きはついつい床に座ってしまうという方にも満足していただけます。参考事例 掲載分はSOLDOUTですが在庫あります。


[ 座面がフラットなベッドソファ ]
シングルベッド相当の奥行きに、完全にフラットな角度の座面が特徴。よってしっかり横になることができます。普段はクッションを並べソファとして、時に来客用の簡易ベッドとして。参考事例


この様にソファの選び方、座り心地には使い手の生活が反映されているもの。さらに、ここにクッションやオットマンを組み合わせることで寛ぎ方に広がりが生まれるでしょう。1日の中で長い時間を過ごすソファを丁寧に選ぶことは、暮らしを豊かにする大きな1歩。

ハイクでは様々なソファを常時展示しています。実際に座っていただき座り心地をお試し下さい。住居図面をご持参いただければ、お客様の生活スタイルをヒヤリングしつつ、最適なソファのご提案を差し上げます。




記者:中島
挿絵:村尾

STUDY

JOURNAL on 30TH SEP 2017

SOFA SEAT STYLE