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北大西洋のサルガッソ海域。ほとんど流れがなく静かな海面には、海流に乗って集まってきた海藻(サルガッソ)が漂っています。プランクトンが少なく、世界一透明度が高い、美しい神秘的な海は、様々な伝説をもつ海域とも言われています。

1966年から1980年にかけて作られていたカイフランクのサルガッソシリーズは、職人の手吹き(ハンドフロー)ならではの緩やかなガラスの歪みと、気泡の入り具合、太陽光による海水の色の変化などなど、ひとつひとつ異なる海の景色を表してるかのようです。琥珀色に漂う気泡は、夕日が海に沈む一時に琥珀色に染まる海の色を表現しているのでしょうか。光が透過した瞬間、我々も海へと導かれてゆきます。

花器や小物入れなど…様々な使い方ができそうです。底部には「Nuutajarvi Notsjo」のカットサインが刻まれており、現在では生産していないヴィンテージ品。コンデションは良好ですが、ご不安な方は現物確認後のご購入をお願いいたします。


コメント : 谷山