HIKE

ハンス・ウェグナーのテーブルセット。
「AT312 Ander tuck社 1960年」テーブル
「CH23 Carl Hansen社 1951年」ダイニングチェアのご紹介。

テーブルはエクステンション式なので最大2500まで大きく広がります。片側だけ広げても水平は保っています。天板、脚とも チーク材。足元フレームはオーク材が多いので、オールチークは非常に希少性が高いです。全ての意匠に意味があることをこのテーブルに触れてみると良くわかります。ぐらつき、ゆれ動きがありませんし、エクステンション を広げた際に肘をついてみるとびっくりするぐらい安定しています。品質、耐久性ともさすが、ウェグナーと思わせてくれます。

籐張りのCH23は非常に珍しいです。基本はロープが用いられることが多いのですが、当時のカタログを見ても籐は あまり出てこないので別注をした可能性があります。籐ならではの質感は日本の住宅、気候風土とも相性が大変 よろしいです。背板はチーク材、フレームはオーク材となっており、ともに程度よく風合いが増しております。 座り心地も大変よろしく、見た目以上の奥深さはこのCH23の特徴です。椅子の抜き差しも軽く日常使いとして まったく支障がございません。籐は現地にて張替え済みですが、国内でも張替えは承れるのでご安心下さい。

末永きに渡ってご愛好いただけます。意匠もさることながら、道具として一級品、本物です。