HIKE

SOLD OUTArchives

1950年代スウェーデン・グスタブスバーグ社にて、ウィリアム・コーゲのアシスタントとしてキャリアをスタートしたカリン・ビョールクイスト。土っぽさと、厚みのある筒型の本体についた丸みのある持ち手・・どこか日本の陶芸らしさを感じられるプルネラシリーズのベースです。プルネラは夏の初め、茎頂に紫色の唇型花を穂状につけ、真夏になると、花穂のみが枯れたように褐色に変わります。これは結実する為なのですが、そのため夏枯草(カゴソウ)と名前がつけらているそう。

ベースの茶色は実をつけた花穂の褐色の色を。細い白いラインは、プルネラの葉を株に密生している白く荒い毛なのでしょうか。庭の草花を活けてみれば、なんとも大地にそっと咲いているようにもみえてきます。

『優しく癒す』という花言葉をもつプルネラ・・自然と心も癒されてきます。

Flower Vase
130505-0005
W190 D110 H140
Karin Bjorquist / Gustavsberg / Sweden / 1950's
SOLD OUT