HIKE

イブ・コフォッド・ラーセンによるローボード。グリッド方式で仕切られることで規則正しく配置された引出と扉は、美しき整然とした佇まい。ハンドルも飾りもないローボードは平坦な意匠になりがちですが、深い溝は影となり、引出、扉は前面に押し出され、オーク材の板目模様が浮き上がってきます。センターを境に左右均等に振り分けられた木目、これはブックマッチ（本を開いた状態）方式と呼ばれています。意匠の基本構成は潔い直線のみ。自然がもつ緊張感をさらに増長させるような意匠。ただ唯一、脚部フレームに関しては有機的カーブをほんのり描いています。緊張と緩和。相反する言葉ではありますが、自然も意匠も二面性があることでさらに豊かな表現ができるような気がします。

引出は、全部で４杯。内部、底板もクリーンで良好。開閉もスムーズ。左扉には浅い引出が５杯セットされています。他扉３枚には、可動式棚板が１枚セットされています。リビングキャビネットとして、引出には日用品、扉には書籍などを収納していただけますし、オーディオ機器、レコード、ＣＤなどを収納すればオーディオキャビネットとしても成立します。ご希望があれば、背板に配線、放熱の穴をあけさせていただきます。（背が高いのでテレビボードとしては無理があります）　ダイニングでご使用になるのであれば、引出にはカトラリー、布モノなどを、扉には、食器などを大量に収納していただけます。

秀でた意匠、迫力のあるサイズ。天板には、好きな小物や家族写真、壁面には、絵画や写真を飾ってローボードを潤す。どんな部屋にセットしても、シンボルファニチャーとして皆様の生活をさらに豊かにしてくれることでしょう。

フルサンディング(研磨)のメンテナンスを施していますので、商品はトップコンディションにてお引渡し可能。