HIKE

美しきテーブル。脚形状、脚の取付き角度、天板小口の傾斜など、ある一定の法則を意匠に落とし続けることでテーブル全体としての柔らか味と存在感が増し、他にはない佇まいとして僕ら見る物を魅了します。光が射すことで生まれる明と暗。それら二つが同居することで、家具はより立体的に、意匠にはシャープさが宿ります。このテーブルの脚ひとつだけみてもそれをうかがい知ることができます。先の述べた法則の積み重ねで、テーブルは道具としてだけでなく、ひとつのオブジェとしても存在できることを立証したHenning Kjaernulfのダイニングテーブル。

天板は１枚のように思えますが、内部にはスペア天板が仕込まれいるので、片側だけですと幅1900、両側を広げるなら幅2400まで拡張することができます。スペア天板を隠すような意匠はお見事。広げるたびに誰もがそのマジックに驚くことでしょう。時の流れたチークの風合いは他の材ではみることができないほど温かく僕らを迎え入れてくれます。食事をする喜びは、豊かなテーブルがあってこそ。家族の顔をつきあわせることができるテーブル。大事にしたいですね。

フルサンディング(研磨)のメンテナンスを施しています。天板には、耐水、耐熱、耐褪色効果のある特殊な素材を浸透、効果させておりますので、ワイン、お醤油をこぼされても、直ぐにふき取っていただければ、染みになる心配はございません。毎日の水拭きも問題ありません。商品はトップコンディションにてお引渡し可能。