HIKE

Poul Voltherによるダイニングチェア。食事中はもちろんのこと、食事の後もゆっくりとした時間が過ごせそうです。座面自体の奥行きはもちろんですが、背板が大きくカーブを描いているので、座った際の懐の深さの余裕感と安心感はずば抜けています。それに伴うように座は幅もあるので、カラダが大きな方が座っても狭苦しく感じることはなく、ゆったりとお座りいただけます。座が深くシートＨも高いので カカトが浮く場合は、脚先のカットをお勧めします。堅いオーク無垢材、骨太のフレーミングで構成されているので、椅子そのもがとても丈夫です。揺れたりふらつくことがありません。時を経たオーク無垢材も飴色に経年変化して素晴らしい表情です。後足の意匠の美しさもさることながら、薄い無垢材を貼り合わせた背板の美しさもさらに際立っています。

フレームに刻印された番号 63　1　1　は、1963年１月１日にこの製品が完成した証。ということはこの椅子は50才。我々がしっかりと手を入れたので、もう50年は問題ないでしょう。その後、また誰かがしっかりとメンテナンスをしてあげれば、さらにもう50年・・・。木として酸素を放出し地球上生きる者に命を与え、家具として我々人間を支え、最後は火となって我々をあたため、燃え尽きて土へと還ってゆく。・・・・木にはお世話になりっぱなしです。あっ　話がだいぶそれました、是非、この椅子を体感されて下さい。

フルサンディング（研磨）後のメンテナンスを施していますので商品はトップコンディション。ウレタン、生地は交換済みです。

6脚入荷しましたが、4脚が先行してSOLD OUTとなりました。残り2脚。