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Gunnni Omann によるダイニングキャビネット。

右半分の扉2枚は広いオープン棚で、可動式棚板が2枚、大皿など大きな物をしまう事が出来ます。左半分の扉2枚は可動式棚板が2枚セットされたオープン棚と、6個のトレイ式の引出が設けられています。トレイの上3枚には底板にフェルトが張られカトラリー類を傷付ける事なく入れていただけます。トレイの収納位置は細かく調整が可能ですので、収納するモノに応じて高さを変えられます。本体下部のセットされた横長の大きな引出には、テーブルクロス、ランチョマットなどの布モノを収納するのは最適。基本的にはダイニングボードの家具ですが、リビング、書斎などにセットして、日用品、雑誌、本などを大量に収納していただけますし、ステレオ機器などを収納して(配線、放熱穴は開けさせていただきます)も良いかもしれません。

素材にはワシントン条約で既に伐採禁止となっっている希少なローズウッドを使用。扉にはブックマッチ(本を開いた状態)の製法を用いることで左右対称となった木目は、ローズウッドをさらに魅惑的に映し出しています。自然の優美さが感じられる扉には、エッジの効いた鋭い意匠のハンドルが添えられ、静寂なる自然を切り裂く稲妻のように思えます。本体四方枠が斜めにカットされた意匠は繊細さと影を生み出しシャープな印象を導き出しています。さらに脚を先細りのテーパーレッグにすることで床との接地点は点のごとく。大柄な家具は怠慢な意匠になりがちですが、それを打ち消すような鋭利な意匠を部分的に用いることで見事なスタイルを完成させた秀逸なるキャビネット。

フルサンディング(研磨)後仕上げを行っております。染み、傷などはない「ハイク・クオリティ」でお届けさせていただきます。

Cabinet Rose wood
13S01-0047
W1800 D460 H1210
Gunni Omann / Omann Jr / Denmark / 1960's
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