HIKE

Soren Holst によるダイニングテーブル。

このテーブルの象徴ともいえる天板と脚をつなぐ斜めに入った貫。折りたたみ式とも思える脚の意匠ですが、これは固定され、テーブルの安定性を高める為の構造美となっております。ここに斜めのラインが入る事でテーブル自体に動きや奥行感（立体感）が生まれ、存在感のある佇まいを見せてくれています。デザインが優先になることもなく、安全性、耐久性が優先になることもなく、上手に両方を兼ね備えたモノ作りをした結果、こうして５０年を経た現在でも、飽きることなく枯れることなく使い続けることができる。地に足のついた物作りをしてきたデンマーク家具らしいテーブルと言えるでしょう。

1900ｘ950のゆとりのあるサイズ、長手方向に椅子を2脚ずつセットしても隣同士の肘がぶつかってしまうような心配はありません。短手方向にも1脚ずつセットし６人掛けでも良いでしょう。この脚形状の場合、高さ調整の為の脚カットは無理ですので、はじめから高さ700という我々日本人に馴染みやすいサイズは嬉しい限り。ヴィンテージアイテムでチェリー材が用いられているのは稀ですがこのテーブルは天板、脚ともチェリー無垢材が贅沢に使用されています。チークの明るい色目とローズのコントラストの効いた木目が合わさったかのような表情はチェリーならでは。元来の柔らか味のある質感に経年変化によって色艶が増したチェリー材は、ご家族団欒やご友人が集まった際など、その空間を楽しく、豊かに演出してくれるでしょう。天板下の幕板がないので、アーム椅子ならば天板下にアームをすっと収めることができます。また、脚を組む癖のある方にも重宝しそうです。

商品はフルサンディング(研磨)の仕上げを行っておりますので、染み、傷などがない　「ハイク・クオリティ」　でお渡しさせていただきます。また、ナチュラルに仕上がる特殊な素材を浸透させており、ワイン、お醤油がこぼれても拭き取っていただければ輪染みになる心配もございません。毎日の水拭きも問題ございません。 退色してしまいオイルを塗り重ねる作業も不用です。商品はいつでもリセット（購入当時）させていただきますのでご安心してお使い下さい。