HIKE

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ボーエ・モーエンセンによる作品。シート高は350と低めで女性の方でも床にカカトをつけていただるでしょう。座と背角度は深く、腰を奥まで落とし込みつつ、胸は気持ちよい程度の開きゆとりある座り心地。クッションは薄く若干沈む程度の硬さは、長時間お座りいただくのに適しています。真横からの画像をご覧いただければお分かりの通り、座面、背面フレームは、人のカラダに沿うような滑らかな曲線が描かれ、座り心地をさらに高められています。薄くシェイプされた肘掛は腕を下ろすのに丁度良い高さ、肘掛の裏は丸く削られ優しい触れ心地。一人掛け椅子としてはコンパクトですが、深い座りを感じていただける秀逸なモーエンセン作の椅子。大きな彼が座るくらいの懐がある一人掛け椅子と思っていただいて結構です。

細いフレーム構成でも、アームと脚を四角く囲うことで剛性は高くなり、結果、視線の抜けも良く軽やかな一人掛け椅子が誕生したのです。そして先に述べた通り座り心地も良好とくれば、この椅子の存在価値がさらに高まってゆくのです。接合強度を高める手を組んだような肘掛や脚の先端、クッションのズレを防ぐレザーベルトも見逃せません。経年変化で飴色のなった味わい深いオーク材、ヴィンテージならではの表情。

モーエンセンと言えば、スパニッシュチェアに代表されるような無骨な家具のイメージもありますが、このように 考えつくされた繊細で美しき椅子を見れば、またモーエンセンの虜になってしまうのです。この椅子、日本の住宅環境にもぴったり合いそうです。和室に絨毯を敷いて、これをそっと置いても良さそう。

生地は張替済み、内部ウレタンも交換しています。春の木々を想像させる緑の張地には、コットンと麻で織られたインポートファブリックを使用。肌触りも良く1年を通じて快適にお過ごしいただけるでしょう。

在庫2脚。左記は1脚単位の価格。1脚からのご注文承ります。

追記:在庫が1脚となりました。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって 劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、張地の張替え、ウレタン交換、木部のアフターケアも対応させていただきます。ご安心してお使い下さい。

Easy chair Oak wood
14S01-0099
W660 D780 H710 SH350
Borge Mogensen / Fredericia / Denmark / 1960's
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