HIKE

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森に浮かぶ湖面のような天板は、使う人、空間さえも穏やかにしてくれそう。当時は、手仕事と機械仕事が混在していたおかげで、このようなユニークな形状を生み出せたが、コストと作業効率優先、そして木目が美しいチーク材の入手が難しい現代では、もはや作り出すことがかなり難しいと思われる。直線的な家具が蔓延る昨今、このデスクは希有な存在として我々を魅了する。

当時は秘書、もしくはレディデスクと呼ばれていた。ご覧の通り、天板は広くて仕事を効率的に進めることができ、なおかつコンパクトサイズの割に収納力に優れ、通称名のごとく、当時も今も女性は懐が深く優秀だと言うことに気づかされる。左側には3杯の引出し、文具(A4用紙もOK)や日用品を分類して収納、右側の丸い扉には、 当時はリッカー類やグラスを並べ、仕事終わりに簡単な乾杯をやっていたと聞くが、今ではPC・スマホ備品やストック類を。背面の大きなオープン棚には書籍を並べ、右側の扉にも収納可能。書斎で使うのはもちろんのこと、リビングなら、仕事、ネットサーフィン、宿題だって、このデスクがあれば家族全員で使い回せる。対面に椅子を置けば大切な家族ミーティングも。

R形状なの動線確保もし易いのが嬉しい。壁面に沿って置くよりも、島置き(アイランド)の方がこのデスクのパフォーマンスを活かせます。部屋の角を背負って置けば、それほどスペースは必要ありません。引出、扉はスムーズに開閉できるように調整済。内部もクリーン。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、 トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、 木部のアフターケアも対応します。ご安心してお使い下さい。

Desk Teak wood
13S01-0158
W1290 D620 H730
- - - / - - - / Denmark / 1960's
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