HIKE

カイクリステンセンによる3人掛けソファー。現在、国内で生産されている複製品ではなく、当時だけに用いられたローズウッドがオリジナル品の証。エッジが効いたアーム部分のデザインから通称ペーパーナイフソファーとして親しまれている。存在が危ぶまれるほど繊細なアームだが、ひとたび視界に入るとその美しき意匠にほれぼれしてしまう。淡いくてカジュアルなオークやチークに比べると、濃淡の強いローズウッドがこのソファ意匠にはよく似合う。

座り心地、使い心地もすこぶる良さそうだ。座りに関しては、姿勢良いポジションで長く座ることが想像できる。ウレタンを固めにセッティングしたのも良い方向に働いている。深すぎない座角度は、座りも立ち上がりも容易。室内での使い心地は、スペックをご覧いただければわかる通り、サイズ幅1670しかない。アームが薄いという理由もあるだろうが、これで大人3人座れるからびっくり。フレーミングも細く薄いので室内においても圧迫感を感じさせないだろう。クッションは綿と麻が混紡された生地で張替えを済ませ、１年を通して気持ち良く使用出来る。ブラウンのパイピングはソファ全体をより上品に演出。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。 ご購入後、張地、ウレタン交換、木部のアフターケアも対応します。ご安心してお使い下さい。

コメント：須摩光央（WEB管理担当）