HIKE

ハイクにはメインスタッフの他に、家具の修復の勉強したいと数人の研修生がいて、平日は自分の仕事をこなしながら、週末にハイクのアトリエでメンテナンスに励んでくれている。ここに登場したアンニュイな佇まいの彼もそのひとり。まったくアンニュイではなくむしろ逆で、元気はつらつで、面倒見も良く、好奇心旺盛（人に対しても）で、彼がアトリエに来ると何だか良く喋ってしまう、というか喋らされていると言った方が正しいかも。アトリエスタッフの宮下、谷山も彼が来るのを楽しみにしているのではないだろうか。きっと僕の知らない悩み事なんかを相談しているかもしれぬ。たまたま撮影日に居合わせた彼に座ってもらいパチリとシャッターを押す。彼の自邸にもウェグナーのソファがあるから座り方が馴染んでる。きっと横にはサイドテーブルがあって家に帰ってきら財布とキーをポッケから取出し、シグマのカメラサイトでも見ながら「あーでもないこーでもない」と頭を悩ましているのかな。

セットしたまま拡張しても良し、バラバラに使っても良し。細いフレーミングが見事なネストテーブル。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント：須摩光央（WEBSITE家具担当）