HIKE

ボーエ・モーエンセンによるユニットキャビネット。当時は様々なカタチのユニット、アクセサリーが選べ、その家に適した用途のキャビネットとして納められていた。きっとこのキャビネットも主の願いに叶った仕様だと思うのだが、いや、これ使い勝手がすごく良さそうなのである。下台の右側ユニットは深さの違う引出しが８杯、左側ユニットは扉をスライドさせればオープンで浅い引出し２杯と可動式棚板がセット。上台の右側ユニットの大きな扉を手前に倒せばビックデスクに早変わり、内部には浅い引出しが２杯で文具類を、可動式棚板がセットされたオープン棚には書籍を。希望があれば背面に穴を開けてPC、電話などのコードを通すことも可能、左側ユニットは可動式棚板がセットされ書籍やオブジェなどを並べてみては。

キャビネットは４つのユニットにわかれているから、組替えもできるし、こうして並列して使うのではなく、左右をバラして各部屋で使うことだってできる。暮らす家の状況は少しずつ変わってゆくもの。このように変化させることができるのは便利かも。引出し、扉の開閉はスムーズな動作になるようメンテナンス済み、デスク扉はカギ付き、上段の引出しの一つに小物収納ができる仕切り板がセット。高さが1270と低いのいい！いやぁいいな〜これ。主のこだわりを引継いでみませんか。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント：須摩光央（WEBSITE家具担当）