HIKE

ボーエ・モーエンセンによるカンファレンスチェア。フレデリシア社で生産されていたが既に廃番。大きな楕円のテーブルに数十脚並べて使われていた会議室用のチェア。前傾姿勢でモノを書いたり、深めに座りアームに肘をつきつつ何かを熟慮する為に設計された椅子。

ダイニングチェアほど浅くなく、イージチェアほど深くなく、丁度その中間に位置する。と言ってもそこはボーエ・モーエンセン、背中に沿うように構築されたスポークによって背当たりは良好で、腰部の張出しは姿勢良く長時間座っても疲れ難いだろう。アーム高も申し分ない。ご自宅内において、イージチェアのように深い座りは要らないし、立ったり座ったりが楽な方がいい、もしくはダイニングチェアとしてゆったり座ってお酒を嗜みたいという方には最適かもしれません。

背と座が分離してる薄いクッションはハードパッドなので底当たりはなく、クッションについたループをフレームのフックに巻き付ければクッションがズレ落ちる事はない。セットされたテーブルは椅子アーム高と同レベルなのでモノを置いたり取ったりが容易。連結して使っても良いが、それぞれを切り離して各部屋で使っても良い。3点セットの価格となります。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、張生地、ウレタン交換、木部のアフターケアも対応します。

コメント：須摩光央（WEBSITE家具担当）