HIKE

カイ・クリステンセンのデスク。エッジの効いた意匠は観る者、使う者に緊張感を与えるが、デスクとしの本来の役割を考えるなら当然の佇まい。集中して仕事、趣味に没頭するのであれば優しさや暖かみは遠くにおいておきたい。PCや資料を広げても余裕がある天板、効率よく必要な文具にへアクセスできる引出しは両側に配列され、天板下には幕板がなくアーム付きワークチェアも問題なく納められ、裏面には頻繁に使う書籍などを並べることもでき、これ以上以下でもない周到に考え尽くされた意匠と機能は秀逸。島置きにして、対面に人が座りながらの打合せはもちろん、また壁面に沿って置く場合、隠れてしまう裏面の書籍棚にはPC関連機器を収納してもいい。頻繁に使うハンドル、人のツマ先が当たるデスク脚先には強度のあるアルミ削出しが使われチークとのコントラストが素晴らし。チーク材の経年変化も最高潮。チーク材特有の黒い筋入り天板もグッド。引出し底板もクリーンで、開閉もスムーズ動作になるよう調整済み。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント：須摩光央（WEBSITE担当）