HIKE

ボーエモーエンセンによるダイニングテーブル。一見すると２掛けの小ぶりなダイニングテーブルだが、天板をくるっと９０度回し、重なった天板をひっくり返せば、４人掛けのダイニングテーブルへと大変身。一般的なエクステンションテーブルに比べるとかなり斬新なスタイル、つい友人にお披露目したくなるようなテーブルだ。普段大きなダイニングテーブルは必要ないけれど、来客時やモノを広げて作業する際には大変便利。女性の方でも簡単に拡張作業が行えるも嬉しい。

チーク材の天板はビンテージ家具ならではの深みのある色あいに経年変化。天板を繋ぐ真鍮パーツも絶妙な風合いで良いアクセントになっている。重なった天板同士を繋ぐ真鍮ピン（縦画像左）はあいにく欠損しているが、日常的に使っていただく分には問題ない。幕板と脚はビーチ材で軽やかな印象、汚れやすい足先には色の濃いチーク材が使われ見た目も機能性も申し分ない。自分の使いたい家具を作り続けたモーエンセンならではのこだわりが詰まった１台。部屋も心も豊かにしてくれそうだ。

先に述べた通り一部欠損パーツがありコンプリートではないので通常よりも幾分安めの価格設定。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント：谷山悠輔（アトリエスタッフ）