HIKE

北欧ビンテージでは横長のカップボードが大半を占めるが、今回は希少な縦長のカップボードのご紹介。一見するとシンプルな１台だが、チークの美しい木目を最大限に表現する為に、扉の取手は装飾のない最小のカギ式とし、 また観音開きの扉は左右フラットな並びとなり、全体としてみた時にこれ以上ないくらい簡素な意匠として映る。 が、先に述べたようによりチークの純粋な色味と美しき木目を際立たせるにはこれくらいが丁度よい。

両開きの観音扉はフルオープンになり、どこに何があるか一目瞭然で、物の出入れや整理整頓がし易いのが嬉しい。上段は左右で幅の違う棚板が４枚ずつ計8枚の可動棚、グラスやマグカップ、食器をたっぷり収納。下段は左側に可動棚が１枚、右側には３杯の引出、上段よりも奥行きがあり土鍋や大皿の収納に最適、引出にはカトラリーやクロスなどを収納してみては。これだけの容量があればダイニング周りの収納はこの１台で解決出来そうだ。上段下段はセパレートでき搬入の間口も心配ありません。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント：谷山悠輔(アトリエスタッフ）