HIKE

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年代が古ければ古いほど上質で価値が高いと言われるチーク材、そんな貴重な材をふんだんに使ったカップボード。まず、目に飛び込んでくるのはシンボルデザインでもある大きな両開き扉。扉には力強い板目を使い、額縁のような扉周りの凹凸模様によって木目をより美しく見せている。扉を開けば、フルオープン仕様で可動棚が4枚セットされ、右側にはカトラリーや布物収納に便利な引出が3杯。両開き扉の最大の利点は何といってもどこに何があるか一目瞭然で、物の出入れや整理整頓がし易いことだろう。ダイニングスペースの収納はこの一台で解決しそうだ。

箱の下から伸びる長く細い丸脚は全体の印象をスッキリさせ、スタイリッシュな印象を与える。足先には真鍮パーツを使うなどビンテージ家具らしさを感じる。たいていのカップボードであればここまでの説明で終わるのだがもう1点ご紹介したい点が。脚の幕板部分に注目すると何やら引き出せそうなパーツ。手前にスライドさせれば小さなチークの天板が現れる。どのように使うかはこれを使い込んでゆくに人に委ねられる。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。


コメント:谷山(アトリエスタッフ)

Cabinet
15S06–0081
W1200 D460 H1160
- - - / - - - / Denmark / 1960's / Teak wood
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