HIKE

これだけ大きさのあるソファテーブルなら、大好きな写真集を積重ねたりオブジェを並べたり自分だけのお気に入り空間ができそうだ。僕はどちらかと言うと整理整頓されたクリーンな空間より、適切な言葉かどうかわからないけど「雑多の中の整然さ」をベースにインテリアを楽しみたいと思っている。人が来てもここで食事がとれる大きさもグッドだ。クッションをお尻に敷けば高さだって問題ない。そんなに大きくない僕のリビング、視線の抜けが良いフレーミングだから思ったほど圧迫感はなさそうだ。よーく天板を見てみれば端正な木目のチーク材は暖かみある雰囲気。そっかもう50年くらい経過してるって店員さんが説明してくれたっけ。時間が経つとこんなに色艶が増すとは知らなかった。天板縁は丸美を帯び、肘や脚が当たっても痛くないらしい。これも時間経過によって角が落ちたのかどうか分からぬが、人も年を重ねれば角が落ちるって言うしな。まぁともあれ、これはまさに僕が望んでいたソファテーブルであることは間違いない。今使っている３人掛けのソファテーブルにも合いそうだし。家に帰ってサイズを測って出直しだ。「スミマセーン、これ明日までキープできますか？」

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアも対応します。

コメント：須摩光央（買付け担当）