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1940年代から1960年代にかけて活躍したデンマークの建築家、家具デザイナーであるヘニング・ケアヌルフによるダイニングテーブル。一見するとスタンダードなテーブルのようだが、他の拡張式テーブルにはない特徴にお気づきだろうか。メイン天板が蓋状になり下に重なるエクステンション天板を覆っているため、通常2枚重なって見える天板がスッキリと1枚だけ見えるよう工夫されている。従ってメイン天板小口は大きくなり量感のある佇まいも同時に得られる秀逸なデザインと言える。

基本サイズのW1400は4名で使用するのにちょうどいい大きさで、適度なパーソナルスペースを確保しながら食事を楽しめる。エクステンション天板は500mmずつ拡張でき、最大幅2400mmとなり最大8名で利用可能。簡単なアクションで拡張出来るのも嬉しいところ。

もう一つ特徴的なところを挙げるならば、脚の意匠で、丸足が大半を占める中で角脚を採用することで、メリハリのある陰影が現れテーブルに洗練された印象をもたらす。また、幕板に対して脚が斜めにセットされているのも同様の効果をもたらす。天板の仕組みもそうだが、こうしたディテールからデザイナーが理想のデザインを追い求めて慎重に検証を重ねていったのだろうと想像でき、シンプルながらしっかりと個性を感じられるところにデザイナーの真価が現れているように思える。

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コメント: 谷山



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Table
23D07-0088
W1400+(500x2) D900 H720 配送料金Dランク+組立費用
Henning Kjaernulf / Vejle Stolefabrik / Denmark / 1960's / Oak wood
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