HIKE

北欧家具の黄金期といわれる1950年代〜60年代。 消費者の生活を豊かにする事がデザイナーの使命という思想の元、多くのデザイナー、工房が工夫を重ね家具を生み出した時代。そんな時代に製作された家具達は、著名なデザイナーに見劣りしない完成度の高いものが多く残る。

チーク無垢材を贅沢に使用し、曲線を多用した有機的なフレーム。フレームを構成する各パーツの接合部も美しく見事な仕上がり。脚周辺には貫を付けずスッキリとした佇まい。 貫がなくとも揺るがない構造は職人の技術はもちろん、木そのものが良材という証。 腰を掛けてみると、十分な奥行に中央が凹んだ座面は優しく、緩やかに弧を描いた背が背中をしっかりサポート。 自然と姿勢を正され、心地よいシートポジションへと誘ってくれる感覚が良い。 座面の柔らかすぎず腰への負担も少なく、食後の団欒や長時間の作業用椅子としても重宝しそうだ。 何よりテーブルに収めた時のバックショットが美しい。

座面のファブリックはインポートの上質なグレー生地を使い、国内にて新規に交換済み。 深みを増したチークフレームとの相性も良い。 同時に中材のウレタンも交換済みですので安心して末長くお使いいただけます。 4脚セットでの販売(@32,000×4)

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨）によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、ウレタン、生地張替え、木部のアフターケアもご対応します。

コメント :　谷山

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